モラル・ライセシング 12/04 10:23

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実は「やることリスト」が、却ってやる気を奪うこともある様なのです。
『モラル・ライセシング』という心理学用語があります。
これは、人は何か良いことをするとその反動で多少バツの悪いことをしても構わないという心理状態になることを指す言葉です。
例えば、スポーツジムで思いきり汗をかいた後、頑張った自分にご褒美とばかりにビールジョッキをグイッと傾けたりはしないでしょうか。
1週間よく働いたからと、週末に惰眠を貪った経験はないでしょうか。
それこそが『モラル・ライセシング』。
私たちは何か良いことをしたり、あるいは良いことをしようと思い付いただけで、衝動に従っても構わないと思う様になるのです。
せっかく運動して汗をかいたのだから、それを維持すれば体に良いことはわかっているのに、ビールをたらふく飲んだ上にカロリーの高い料理まで食べてしまう。
しかも、「頑張ったのだから、ちょっとくらいご褒美がないとね」と自分を正当化する。
人間にはそういう愚鈍なところがあるのですね。
「やることリスト」も、時間をかけて作れば作るほど『モラル・ライセシング』のワナにはまりやすいのですね。
本日もよろしくお願い致します。
なおみ -
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